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「2018年春、Aqoursを応援し続けるからこそ自分なりに強く感じること(その2)。」

 (その1)において、「一人のウィキペディアンとして、何故活動しようと思っているのか。」について述べました。

 

 では、(その2)では、「いま自分が『マイブーム』になっている、ある女性の声優アーティスト。」について言及したいと思います。

 

 

 今年(2018年)になって、自分の中で「マイブーム」になっている、ある女性の声優アーティストがいます。まあ、本職は声優になるのでしょうけど、自分の中ではむしろ、歌手がメインのイメージです。ちなみに、ラブライブ声優ではありませんので、念のため。

 では、それは誰か。

 

 「『田所あずさ』さん。」

 

 いま、目下、この人の歌(音楽、歌唱力)にうとれてしまっているんですよね。

 もともと、歌唱力が高いイメージはあって、その評判も聞こえてきてはいましたけど。

 

 何がきっかけで「マイブーム」になったのかと申しますと、このツイートからです。

 

 (https://twitter.com/AzusaTadokoro/status/976111226433384449)

 

 3月21日から、ツイッターにおいて、突如として「9日間連続で1日1曲ずつ、持ち歌MVフルサイズ公開」。

 企画(試み)自体は、「おお、踏み切るんだ!やったー!」である訳です。

 しかしその一方で、「何故、いま、このタイミングで?」でもあった感じです。

 (タイミング、あるいは想像し得る思惑については、後に言及しようと思いますが。)

 

 

 以前から、田所さん(ころあずさん)については、勿論存じてはいたのですけど、「持ち歌MVフルサイズ公開」を決行する以前の、田所さんのイメージは、下記のような感じでした。

 

 

 (図解3)「持ち歌MVフルサイズ公開」決行以前の、自分(愛球人)の中での、田所あずささんのイメージ。

 

 (1)かわいらしい。長い髪が似合う。いい意味で純粋な感じ。

 (2)歌が上手い。過小評価されているイメージ。恐らく元来は歌手志望?

 (もともと、「ホリプロスカウトキャラバン」のグランプリがきっかけで芸能界入りしたことは、存じてはいました。)

 (3)「アイカツ」シリーズに出ている声優さん。

 (後述にて言及しますけど、「アイカツ」シリーズを見るようになったのは、それこそ最近のことです。)

 (4)ネガティブ思考(いくつかの声優雑誌のインタビュー記事を閲読して)。

 

 

 ずっと以前から、気に掛かっている感じでは、あったんですよ。

 ですので、いつか機会を持てれば、じっくり歌を聴きたい感じでは、あったのです。

 ですから、突如として登場した、「9日間連続で1日1曲ずつ、持ち歌MVフルサイズ公開」。

 この機会を絶対に逃すまい、という感覚でした(このときは、実は自分的にはいろいろと予定が入ってしまっていたのですけど、上京のときとかでも、ネットカフェとかで対応は可能ではあったので、そういったときをも含めて、是非視聴させて頂きたいなあ、と)。

 

 そのような感じですけど、特に強い衝撃を覚えたのが、ラストのMV映像です。

 

 

 (図解4)「DEAREST DROP」(田所あずさの6thシングル)。

 (テレビアニメ『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』OPテーマ曲。)

 

 YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=94W5nENM0iM)

 Twitter(https://twitter.com/AzusaTadokoro/status/979010310529998849)

 Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/DEAREST_DROP)

 歌詞タイム(http://www.kasi-time.com/item-81664.html)

 

 

 一通り、ラストまで聴きました。5分4秒(YouTubeのMVフルサイズ動画では、「5分15秒」)。

 「もっと評価されていいはずだよ!この楽曲を歌い切れるって、すごい歌手だと思うよ?」

 聴き終えたとき、楽曲から想像する景色から伝わる切なさもですけど、気が付けば、涙が溢れだしていました。勿論これは、ある種の「感動」「衝撃」を含めてなのですけど。

 

 この楽曲。いろいろな意味で、実に「奥の深い」楽曲と思います。

 歌詞からしてスケール感を感じますし、楽曲自体が、転調が多用されている。

 技術レベルのみならず、表現力も要求されますし、これを歌い切るにはかなり高いスキルが必要といえる。

 言い換えれば、この楽曲を歌い切れるということは、歌手として「高いレベル」の能力の持ち主と言い切ってよいと思うのです。

 

 まあ、他の楽曲に比して、YouTubeの視聴回数でも、歌詞タイムの閲覧回数でも、数字が(感覚として)けた1つ違う感じですし、ころあずさんの「代表曲」を1つ挙げよ、と言われたら、少なくとも現時点ではこの「DEAREST DROP」で即答でしょう(先日[4月21日]の沖縄での合同野外ライブでも、この楽曲を歌唱していますし)。

 

 

 この「DEAREST DROP」1曲だけでも、「ねっ?ころあずさんって、素敵な歌手でしょ?」ということが、イメージして頂けるだろう、と思う感じですけど、自分の「色」を持った歌手なんだな、というのが、他の楽曲から見てとることができるかな、と自分は感じています。

 

 

 (図解5)田所あずささんの、歌手としての「軌跡」、そしてそこから見えてくる独特の「色」。

 

 (1)1stシングル「DREAM LINE」。

 (「前向きになりたい」という自身のイメージが伝わってくる、いわば「原点」、「等身大」。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=CCm7FTapusA)

 

 (2)2ndシングル「君との約束を数えよう」。

 (この楽曲から「ロック路線」が始まるけど、まだ激しさはない。それでいて、ころあずさんの魅力の一つ、「クリアな声質」が活かされている。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=rvSLGh353DY)

 

 (3)3rdシングル「純真Always」。

 (自身初のアニメタイアップ楽曲。1st、2ndの両方のよさを落とし込んだ楽曲といえる。それでいて、よくも悪くも「あどけなさ」「プロスペクト感」を想起させる感じだけど、それがむしろ「勇気付けられる」感じでいいというか。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=sBy76SY6zoQ)

 

 (4)4thシングル「1HOPE SNIPER」。

 (「少年探偵団」楽曲2部作の1作品目。ここから「ロック路線」が鮮明になり、激しさを強調するようになっている。いわば自分の「色」を示し始めた楽曲といえる。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=2m8cen-PNzM)

 

 (5)5thシングル「運命ジレンマ」。

 (「少年探偵団」楽曲2部作の2作品目。「ロック路線」をより先鋭化させた感じになっている。でもそれでいて、「クリアな声質」「言葉を大切にできているところ」が融合されているのが、ころあずさんの「非凡さ」といえるかなと。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=IuDU12KNoeQ)

 

 (6)6thシングル「DEAREST DROP」。

 (およそのことは、先述にて言及したとおり。自身にとって必ずしも得意とする方向性ではないかもしれないけど、歩んできた道の「結晶」が凝縮された、「純粋にとても高い質の楽曲」といえる。自分が「アニメ、女性声優ソングのベスト20」を選出せよと言われれば、まず確実に選出する。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=94W5nENM0iM)

 

 〈7〉3rdアルバム「So What?」の楽曲の一つ、「ストーリーテラー」。

 (アルバム楽曲であることもあってか、ついにロック路線へと「完全に振り切った」印象。もう、「激しさ全開」。ここまで先鋭的になると、「すがすがしい」というか。でも、「色」を強烈に示していて、「とても素敵」。)

 (https://www.youtube.com/watch?v=5apJdqnJXvI)

 

 

 いかがでしょうか?ころあずさん(田所あずささん)が、歌手として歩んできた「軌跡」、そしてそれを通して生み出された「色」が、イメージできるのでは?と思う感じですが。

 

 実は自分は、いわゆる「ロック」は、大の苦手だったんですよ。

 例えば「GLAY」「L'Arc〜en〜Ciel」とかは、「生理的に受け付けない」感じでしたから。

 

 ですけど、東日本大震災の復興支援活動を通して、自分にとって「最も大切な友人」に出会ったのですけど、その人が、このロック調が大好きなんですよね。

 頭では、理解しようとする。でも、心が受け付けない。そういったもどかしさを抱えながら、数年が経過したのですけど、2016年の「Mステスーパーライブ」にて、メインボーカルのHydeさんが、globeの「DEPARTURES」を歌唱したのを聴いたときから、だんだん解釈がプラスの方向へと変化していったんですよね。

 

 そして、ロックの権化といえば、「X JAPAN」。子どものときは、正直、大の苦手でした。

 ですけど、2017年3月、ドキュメンタリー映画「We Are X」を鑑賞したときは、ただただ感動で。

 ちょうどその少し前に、「ZARD」の25周年記念フィルムライブを鑑賞したのですけど、「ZARD」と「X JAPAN」は、「永遠の伝説」なんだなあ、と強く実感の感じです。

 

 

 で、ある意味で、「1HOPE SNIPER」「運命ジレンマ」「ストーリーテラー」は、「女性版GLAY」って感じなんですよね。でも、それでいて、「マイナスの気持ち」は生まれないのです。むしろ、「へえ、こういう考え、表現もあるんだ」と前向きに捉えられる感じで。

 なんというか、自分の「道」を追い求めている感じが伝わるんですよね。きっとロックの本来の魅力って、こんな感じなのかな、って。

 

 だからこそ、強く感じるのです。もっと評価されて欲しい。過小評価されていないかなあ…?と。

 

 そのような感じですけど、先日、「アイカツフレンズ!」第2話を視聴させて頂いたとき。

 

 

 (図解6)「アイカツフレンズ!」ED曲『Believe it!』。

 (「Love Me Tear」[ラブミーティア]。田所あずさ[神城カレン役]、大橋彩香[明日香ミライ役])

 (第2話でもライブステージ楽曲として使用されている。)

 

 第2話ライブステージ(https://www.youtube.com/watch?v=TjQtRvczVq8)

 アニメ放送開始前MV(https://www.youtube.com/watch?v=blIX0rKLqcA)

 

 

 はっきり言います。「レベルが違う」。

 「ラスボス感」って?当たり前でしょ?

 ころあずさんもですけど、大橋さんも、もともと歌唱力に定評があることは存じてはいましたけど(すみません、いわゆる「アイマス系列」は、名前しかわからず、楽曲とかはほぼ全くわかりません…)、この2人の化学反応は、「期待を裏切らない」と申しますか。

 

 とはいえ、この「アイカツ」シリーズ。観るようになったのは、実は最近のことです。

 前作「アイカツスターズ!」の、それこそ最終版(ラスト5話くらい)から。

 ですので、がっつり鑑賞できるようになったのは、今作の第1回からです。

 

 これはやはり、「最初から物語を追い掛けられるから」、だから、物事のイメージを描きやすい、それが正直な感覚としてあるのです(これはAqoursにもいえることですし)。

 主人公の、友希あいねちゃん(松永あかね)。笑顔が素敵で、爽やかで、等身大。

 もう一人の主人公、湊みおちゃんと共に、成長を温かく見守りたい、層前向きに思える感じです。

 

 それにしても、「ラブミーティア」。髪型の相違を除けば、その髪色といい、それぞれのキャラクターの雰囲気といい、歌唱力の「公開処刑」ぶり(「レベルが違う」というニュアンス)といい、「μ’s」の「えりまき」と重なって映るのは、自分だけでしょうか?

 (批判のつもりはゼロです。「褒め言葉のつもり」と解釈して頂けると嬉しいです。誤解されるのは嫌ですので。)

 

 

 だけど、ころあず(田所あずさ)さん、何故「2018年3月末」のタイミングで、「9日間連続で1日1曲ずつ、持ち歌MVフルサイズ公開」に踏み切ったのか。

 理由の大きな一つは確かに、「新曲シングルに向けてのプロモーション」でしょう。そして新曲に、手応えをつかめそうだから、だからいま勝負に出よう、それはあると思います。

 まして、「DEAREST DROP」は、大きな自信を得る感じになったはず。この流れをつかむには、次のシングルこそ真価が問われる、いわゆる「そらそうよ」という感じです。

 でも、それだけではないと自分は思うのです。もっと深い思惑が、恐らくあるだろう、と。

 それについては、後述にて言及させて頂こうと思いますけど。

 

 

 で、いま、「アイカツ!」シリーズについて、言及させて頂きました。

 「ラブライブ!」シリーズと同様に、この「アイカツ!」シリーズも、いわゆる「音楽アニメ」「アイドルアニメ」です。

 「音楽アニメ」でいえば、もう一つ、テイストが似ている作品があります。

 

 「プリパラ」シリーズ。特に、これから言及しようと考えている、「アイドルタイムプリパラ」。

 無印時代の、「太陽ペッパー」登場回のときから、コンスタントに観るようになったのですけど(ですので、2016年の8月くらいからかな?)、「アイドルタイム」のラスト6話(第46話~第51話)は、もう、「圧巻」でした。

 

 特に、一生大切にしたい、永遠に心に刻み続けたいと思える回。

 「アイドルタイムプリパラ」第50話です。もう、観ている最中から、涙が止まらなかった。

 こんなに強く「感動」することは、恐らくそうはないだろう、それほどの感じでした。

 感覚的には、「μ’s」(ラブライブ!)2期の第11話、第12話に匹敵の感じでしょうか。

 

 

 (図解7)「アイドルタイムプリパラ」OP曲及び挿入曲、「Memorial」。

 (2018年1月~3月、第40話~第51話にてOP曲として使用[第50話を除く]。また、第50話では、挿入曲として使用された[一部アレンジあり]。)

 

 Memorial、OP曲として(https://www.youtube.com/watch?v=1HmJOhnycvM)

 第50話、Memorial単体(https://www.youtube.com/watch?v=t-CVPwx3u5M)

 第50話、Believe My DREAM!単体(https://www.youtube.com/watch?v=hOVJVJ432l0)

 第50話、ライブシーン全体(https://www.youtube.com/watch?v=S6Cd1Nc800g)

 第50話、レインボウメロディー(https://www.youtube.com/watch?v=xkm8L-CoEbU)

 (第50話のみ、ED曲として使用された。)

 ED曲、WELCOME TO DREAM!(https://www.youtube.com/watch?v=_JlTDaoWWgk)

 (第50話では使用されていない。)

 Memorial フル歌唱バージョン(https://www.youtube.com/watch?v=TopINTzonk4)

 Memorial スペシャルムービー(https://www.youtube.com/watch?v=mxYhgAxQxGw)

 

 

 なんというか、「Memorial」という楽曲自体が、最高にとても素敵な楽曲と強く思いますし、歌詞やメロディーから、目を閉じながら聴くと、頭に浮かぶその「情景」は、実にとても素敵な感じとしてある。

 μ’sの(そしてアニメソングとしての)「最高傑作」にして「最高の結晶」である『僕たちはひとつの光』に、決して勝るとも劣らないクオリティー、正直そう強く感じます(「僕光」より素敵とは正直認めたくはないので、そこまでは言いませんけど、純粋に素敵なのは「素直に認められて然るべき」と思う訳です)。

 

 それに、「アイドルタイムプリパラ」の第50話(これを含めた、ラスト6話が全体を通して圧巻なのも含めてなのですが)が秀逸なのは、

 

 ・演者一人一人の「魂の演技」(特にファララ、ガァララ)。

 ・作画が綺麗(これは『プリパラ』シリーズの最大の長所であると思う)。

 ・一つ一つの話を丁寧に掘り下げられていること。

 

 正直言います。この『アイドルタイムプリパラ』第50話は、

 

 「日本のテレビアニメがいままで培ってきたことを総結集した『渾身の30分間(実質的には25分程度?)』である。」

 

 そう強く抱くのです。

 

 

 自分は、「ラブライバー」です。ですけど、『ラブライブ!』『プリパラ』『アイカツ!』それぞれに魅力があるはずと強く抱くのです。まあ、『アイカツ!』については、本格的に見始めたのが2018年に入ってからですので、詳しい言及はできないのですけど。

 

 

 (図解8)『ラブライブ!』と『プリパラ』、それぞれの魅力。

 

 (1)『ラブライブ!』

 ・1人1人のキャラに光を当てている。

 ・「2.5次元」ありき。キャラもだけど、担当声優を愛でるもの。

 ・一つ一つの楽曲の質が素晴らしい。

 ・意識的かはわからないけど、「泣ける」場面が随所に盛り込まれている。

 

 (2)『プリパラ』

 ・登場人物や場面描写の掘り下げが丁寧。

 ・作画が秀逸。特にライブシーンでそれが顕著。

 ・ほぼ確実にライブシーンあり。音楽好きにはたまらない。

 ・2~3話くらい飛ばしてしまっても、話の大枠がつかめるように配慮されている。

 

 

 どちらもそれぞれに素晴らしいと思うのです。ですけど、『プリパラ』『アイカツ!』(あるいは、『リルリルフェアリル』でもそうですけど)は、「年単位」かけて描くんですよね。これってとても大切なこと、と自分は思っていて。

 

 いまのテレビアニメは、(連続ドラマじゃあるまいし、の感じで、)ほとんどが「1クール単位」なのです。

 もっと話を丁寧に掘り下げたほうがよいのに、と思う作品でも、1クール単位。

 「ラブライブ」「シンフォギア」「バンドリ」、あるいは「ようこそ実力至上主義の教室へ」「Charlotte」とかも。

 

 隣国である、韓国。自分自身、時折、韓国のテレビドラマを見ることがあります。

 韓国のテレビドラマって、「1クール単位」に、必ずしもこだわらないんですよね。

 (まあ、週2回単位で放送することが少なくない、という特有の事情もあるのですが。)

 

 一例を挙げましょう。

 

 

 (図解9)韓国のテレビドラマ、主なドラマの総話数。

 

 『奇皇后』(MBC、2013年~2014年。全51話)

 『オクニョー運命の人ー』(MBC、2016年。全51話)

 『君は僕の運命』(KBS、2008年~2009年。全178話)

 『シークレット・ガーデン』(SBS、2010年~2011年。全20話)

 『ラブレイン』(KBS、2012年。全20話)

 『君を愛した時間』(SBS、2015年。全16話)

 『王は愛する』(MBC、2017年。全40話)

 『ミッシングナイン』(MBC、2017年。全16話)

 

 

 いま、8作品を挙げましたけど、実にまちまちです。年をまたぐ作品も、いくつかあります。

 100話を超えるスケールの作品もありますけど、16話とか20話とか、日本ではまず考えられない総話数である作品も、少なくないことが想像できるかなと思います。

 

 「規則正しい」。これは日本人の長所の一つと、よくいわれます。

 ですけど、これって、裏返しとして「しゃくし定規」になりがちなんですよね。

 「長所は短所」という言葉がありますけど、これがマイナスの面で作用していること。

 日本のテレビアニメ(テレビドラマ)の悪いところって、この「しゃくし定規」感なんですよね。

 

 もっと柔軟性を持ってできないものか。例えば、これから言及しようと思う「Aqours」(『ラブライブ!サンシャイン』)でも、正直、「全20話×2シリーズ」の方が、より丁寧に話を掘り下げられて、「言いたいこと」を過不足なく伝えられて、より有意義にできたのでは(まあ、話の内容自体は、「μ’s」時代と遜色なかったと思う感じではありますけど)、そう自分は強く抱くのです。

 

 

 では、すみません、続きを(その3)にて綴らせて頂きたく思います。