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「『奇皇后』と『ラブライブ』、2つの素敵な映像作品に出会えたことに感謝(その2。『劇場版ラブライブ』の自分なりの感想レビューブログ)。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第46回のブログエントリーの論題は、「『奇皇后』と『ラブライブ』、2つの素敵な映像作品に出会えたことに感謝。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の45回目になります。そして、「社会貢献」ブログエントリーの23回目、「子ども、教育」ブログエントリーの14回目、「芸術、メディア」ブログエントリーの6回目になります。

 

 気が付けば、2014年7月以来、およそ1年ぶりのブログ更新になります。

 リアルにおいて、確かに、この4年近く、微力ながら、防災、復興に向き合う過程で、最も実り多い日々を過ごさせて頂いている、一人の人間として、想像以上にたくさんのことを学ばせて頂いている、そう強く実感する

一方で、時間的余裕、精神的余裕が、あまり持てていない、じっくりとブログエントリーができることができていないことを、申し訳なく思う次第であります。

 

 では、(その1)の続きから、考察を始めます。

 

 

 【2】『ラブライブ The School Idol Movie』(6月13日公開初日。配給は松竹。公開時間は実質100分間。いわゆるアニメ映画。)

 

 結論的に述べましょう。

 

 「いままで生きてきた中で、最高に感動する映画!特に歌の部分、そしてラストがとても素敵で、何回見ても涙なしには見られない!」

 

 という思いです。

 

 まず、『ラブライブ』劇場版の関連リンクを、下記に貼ります。

 

 

 (図解3)『ラブライブ』劇場版関連リンク集。

 

 (ラブライブwiki)[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96!]

 (μ’sのwiki)[https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%9C%27s]

 (HP)[http://www.lovelive-anime.jp/]

 (劇場版HP)[http://www.lovelive-anime.jp/sp_movie_caststaff.html]

 

 

 (図解4)『ラブライブ』劇場版、いくつかの感想レビューブログのリンク集。

 

 (アニメ1期)[http://elbowroom.web.fc2.com/2013/1/lovelive-anime.html]

 (アニメ2期)[http://elbowroom.web.fc2.com/2014/4/lovelive-anime.html]

 (劇場版1)[http://kato19.blogspot.jp/2015/06/school-idol-movie.html]

 (劇場版2)[http://kato19.blogspot.jp/2015/06/lovelive-movie-2.html]

 (劇場版3)[http://kato19.blogspot.jp/2015/07/lovelive-movie-03.html]

 (劇場版4)[http://hiyamasovieko.hatenablog.jp/entry/2015/06/24/004202]

 (劇場版5)[http://hiyamasovieko.hatenablog.jp/entry/2015/06/29/201133]

 

 

 (図解5)自分が「震災以後」に鑑賞してきた映画。

 

 (1)2014年5月(『悪夢ちゃん』。テレビドラマからの集大成。)

 (2)2014年9月(『思い出のマーニー』。スタジオジブリのアニメ映画。)

 (3)2015年3月(『くちびるに歌を』。「手紙」という曲を題材にした、音楽映画。)

 (4)2015年7~8月(『ラブライブ』。つまり、今回。)

 

 

 結論的に述べれば、(いわゆるスペシャルステージ2回をも含めて、)実に「6回」生鑑賞をしています。

 これほどまでに生鑑賞をするのは、生まれて初めてです。

 

 

 「流行っているらしいよ。」


 最初は、それがきっかけでした。で、2月16日、「Rの法則」(NHKEテレ)にて、「μ’s」が登場して、そのときは所用で見られなかったのですが、帰宅してツイッターを開けると、『ラブライブ』関連ワードでズラリと埋め尽くされている(いまにして思えば、このときすでに『社会現象』の萌芽だったのかな)。

 で、7月13日、「Rの法則」の再放送を視聴。

 もう、その世界観(歌詞とか)、そして個々のメンバーのひたむきさに、「瞬殺」の感じでした。いわば、「きゅん」ときた感じで。


 いま見ないと、恐らく後悔するだろう。そう思って、いざ映画鑑賞。

 正直最初は不安でした。ですが、いざ鑑賞すると、


 「笑える場面、泣ける場面は勿論だけど、一つ一つの歌(μ’sとしては全6曲。これとは別に、「女性シンガー」の歌として1曲加わって、全7曲)が、とても素敵。

 そして全体的に感動。特にラスト、『僕たちはひとつの光』、あれはもう「(伝説的なほどの、)心に響く楽曲」でした。」


 という感じです。



 個々の登場人物が、実に個性豊か、ということもも勿論なのですが(特に、矢澤にこの「にっこにっこにー」は、何回聴いても実に強烈です)、泣ける場面を要所に配していること。

 ラストの「僕たちはひとつの光」も然りですが、物語の中盤あたりからの、いくつもの泣ける場面。


 「一度変えた決意を、簡単には変えられない。」の、矢澤にこの一連のセリフ。

 A-RISEとの車中で、穂乃果の揺れ動く心境を吐露する場面。

 「楽しくないの?」→悲しさを示唆する瞳で、穂乃果が妹(雪穂)に対峙する場面。

 そして、色彩が一気に明るくなり(蛍光的なオレンジ)、穂乃果が水たまりをジャンプして、「見つかったよ、答え」へと向かっていく一連の場面。(←ラストもだけど、何回見ても、この場面もとても素敵です。)



 そして、ラスト、『僕たちはひとつの光』。歌詞、リンクを貼ります。



 (図解6)『僕たちはひとつの光』歌詞。

 [http://www.kasi-time.com/item-76621.html]

 [http://www.uta-net.com/song/190197/]



 メモ的に、2つ貼り付けましたが、でも、です。


 1回目の「ことりが~」。

 「みんなと出会えたこと~」(特に、「涙はいらない…」は高確率で涙腺崩壊ゾーン)。

 2回目の「ことりが~」(この直前に間奏。これで一気に気持ちが高ぶるのかも)。


 何故だろう。もはや言葉では説明できない。ただ、一つ言えることは、


 「「負けないで」(ZARD)に匹敵し得る、自分のテーマソングに出会えた!」


 という感じですかね。それは正直、とても強く感じます。



 なんというか、いくつものことが、メッセージ性として盛り込まれている感じなんですよね。


 「情熱」「楽しさ」「誇り」「魂」「愛」「全力」「誠実」「真心」「信念」等々。


 本質的には、「音楽アニメ」であり、「学園アニメ」「青春アニメ」の要素もあると思うのですが、ある種、「スポ根」的な要素が盛り込まれていること、そして、繊細な心理描写も、とても素敵な感じを抱くんですよね。


 で、観るたびに、新たなる発見がある。書き出すとあまりにも長くなるので、ここでは割愛しますが、何回でも歌を聴きたい、ということを割り引いても、複数回是非観たい、そう心から思える感じなんですよね。

 

 

 

 で、いま、この『ラブライブ』、興行収入が20億円を突破しただの、社会現象になっているだの、公開当初、対抗する映画として挙げられていた『海街diary』に勝っただの(というか、海街の方が当初は本命視されていた)、いろいろいわれています。

 関連楽曲(実際、映画版の3週連続CDリリースは、いずれも10万枚突破、アニソンとしては驚異的枚数といわれる。南條愛乃、内田彩、飯田里穂等、同時期発表のソロ楽曲も軒並み好調の売れ行き)、関連グッズ(「ねんどろいど」シリーズ等)も、飛ぶように売れている。


 さらには、青森ねぶた、仙台七夕への参加、そして日本郵政からをも関連グッズだとか。


 そう。まさしく「社会現象」の領域。もはや、無視できない存在。

 先述の映画の興行収入ならば、『ラブライブ』は121館(海街は323館)で、この数字です。

 それはなぜ起こったのか。いくつか理由はあるかなと思いますが、自分は、下記のことかなと思っています。



 (図解7)自分(愛球人)が考える、何故『ラブライブ』が社会現象になりつつあるのか。


 (1)純粋に、物語性の素晴らしさ。特に、女子高校生の「等身大」の姿を描いていて、それでいて、一心に「夢」を追いかける姿が、共感を集めたのでは?

 (2)個々の登場人物を、担当声優が、「役を生きる」姿勢が伝わること。そして、大手メディアが絡んでいる訳ではなく、「自分たちで育てる」という帰属意識が影響した?

 (3)いわゆる「メディアミックス」。ランティス、サンライズ(この2社はバンダイナムコグループ)、角川グループをはじめ、ブシロードグループ、ユニバーサルグループ、JTB(この3社は担当声優を何らかの形で擁している)、セガグループ、TAITO等、いくつもの企業が「一つのプロジェクト」に結集していること。作り手も演じ手も、『ラブライブ』という「プロジェクト」に携わることに、「誇り」を感じ、それが伝わってくることでは?

 (4)いわゆる「口コミ」の力。特に現在はSNSが高度に発達しているので(ツイッター、FB、LINE等)、そこでの評判で、自分も見てみようかな、そこから気付けばはまった人間も少なくないかも?

 (5)現代社会へのアンチテーゼ。特に、「いじめ」「子どもの貧困」「安保法案」等、「ぎすぎす感」が否めない社会への「静かなる抵抗」の表れとして、この作品の世界観(現実を描写しつつも、希望にひたむきに向かう姿勢)に共感を集めたのでは?

 

 

 他にもあるかもですが、およそ、このような感じでは?と自分は思っています。


 さらに述べましょう。よくいわれることとして、今回の『ラブライブ』、劇場版の成功は、いわゆる「特典商法」によるところが大きいのではないか、ということ。


 自分は思います。確かに、「得点商法」の影響を、全否定はしない。しかし、それだけが成功の要因とは思わない(あくまでも要素の一つにすぎない)。



 「人間の心に訴えかけるものが、『ラブライブ』にはあった。そして、それに対する強い『共感』を集めたことが、成功の要因ではないか?」



 そのように、自分は考えるのです。

 現に1週目(つまり初動)の時点で、公開スクリーン数でトリプルスコア(のビハインド)の海街を、ダブルスコア近い差を付けて動員数1位。

 劇場版のCDは、3作品すべて10万枚超え(デイリー単位ではいずれも1位を経験)。

 各種グッズは飛ぶように売れている。個々のソロのCD、アルバム作品をも含めて。

 そして、「#矢澤にこ生誕祭2015」「#高坂穂乃果生誕祭2015」といった、登場人物の誕生日ツイートは、「つぶやきビッグデータ」で、他を圧倒する「ぶっちぎり」の1位(前者は延べにして90万ツイート超え。後者は、高校野球の組み合わせ抽選会とバッティングにもかかわらず、ダブルスコア差で勝ったとか)。


 これらのことを、「特典商法」だけで説明できますか?と。そもそも、元の基礎票数(もとからのファン数)が多くなければ、あるいは、作品自体の内容がよろしくなければ、どれほど特典を付けたところで、動員数が上がりようがない訳です(20億円突破ということは、公開スクリーン数の規模等に照らしても、リピーターが相応に行っていること、それに加えて相応の新規ファンがいなければできないこと)。

 

 

 どれほどの影響力かって、近年は、「まとめサイト」なるものが盛んになっていますが、この、『ラブライブ』関連の「まとめサイト」の数。これが実にすさまじいのです。



 (図解8)「ラブライブ!速報」からの、『ラブライブ』関連まとめサイト。

 http://lovesoku.com/



 実に17。そして、『ラブライブ』関連楽曲は、個々のソロ楽曲とかをも含めると、実に100前後あるとか。スケールの大きさがうかがえる感じです。


 まあ、一つ抱くならば、他の似たようなアニメ作品(『まどかマギカ』『アイドルマスター』等)、それぞれの素敵さ、素晴らしさをも尊重した上で、『ラブライブ』だからこその魅力を共有し合える感じに、そう強く抱く感じとしてあるのですが。



 それと共に、もう一つ感じることとして、この『ラブライブ』、これほどまでに魅力的と思うこととして、「歌」の素晴らしさ、それを強く感じるのです。


 

 (図解9)アニメロサマーライブ。

 

 (HP)[http://anisama.tv/]

 (ウィキペディア)[https://ja.wikipedia.org/wiki/Animelo_Summer_Live]

 

 

 (図解10)『ラブライブ』、個々の担当声優の、歌手としての活動、活躍ぶり。


 (内田彩1)[http://www.animate.tv/news/details.php?id=1437569086]

 (内田彩2)[http://otapol.jp/2015/08/post-3512.html]

 (飯田里穂)[http://otapol.jp/2015/07/post-3443.html]

 

 

 で、恐らく、年末の各種大型歌番組にも、いくつかは出場するかな、と思うのです。

 『紅白歌合戦』到達の可能性も、自分は充分あり得ると思っています。



 (図解11)自分が、『μ’s』が、2015年年末の各種大型歌番組にて、積極起用されると思う理由。


 (1)各種楽曲が純粋に売れ行き、反響が上昇傾向であること。映画の楽曲3週連続リリースの成功は勿論、個々のソロ活動でもそれをうまく活用できていることをも大きいかと。

 (2)ジャニーズ、AKB、エグザイル系列、この3強(「いきものがかり」を含むと、4強)に対する依存度の高さ。新たなる風を吹き込む意味でも、(アニメソング)というジャンルの上昇傾向及び可能性の意味でも、刺激、アクセントとして有益なはず。

 (3)いくつもの素敵な楽曲を擁するので、2曲以上のメドレーが高確率で見込める、しかも観客も共に楽しめる可能性が充分ある。



 およそ、そのように、正直強く抱く感じです。まあ、「どうなるか、観てみよう。」と思う感じですが、少なくとも、『僕たちはひとつの光』、これは掛け値なしに素敵な歌、そう強く抱く。

 だって、6回の映画鑑賞で、感動のあまり泣いた、すべてそう。言葉にできない素敵さ、それを強く感じるんですよね。

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。