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「『奇皇后』と『ラブライブ』、2つの素敵な映像作品に出会えたことに感謝(その1。『奇皇后』の自分なりの感想レビューブログ)。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第46回のブログエントリーの論題は、「『奇皇后』と『ラブライブ』、2つの素敵な映像作品に出会えたことに感謝。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の45回目になります。そして、「社会貢献」ブログエントリーの23回目、「子ども、教育」ブログエントリーの14回目、「芸術、メディア」ブログエントリーの6回目になります。

 

 気が付けば、2014年7月以来、およそ1年ぶりのブログ更新になります。

 リアルにおいて、確かに、この4年近く、微力ながら、防災、復興に向き合う過程で、最も実り多い日々を過ごさせて頂いている、一人の人間として、想像以上にたくさんのことを学ばせて頂いている、そう強く実感する

一方で、時間的余裕、精神的余裕が、あまり持てていない、じっくりとブログエントリーができることができていないことを、申し訳なく思う次第であります。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。


 

 【1】『奇皇后』(NHKBSプレミアム、全51回、韓国のドラマ、本編は8月2日放送回で終了。)

 

 結論的に述べれば、

 

 「いままで見た中で、最も『濃密な』映像作品。」

 

 ということです。これは、全体的な展開(1話ごとの内容をも含めて)の激しさ、人物設定の個性豊かさとドロドロさ、それでいて、ラブロマンス的要素も存分に盛り込まれていること。

 

 いわゆる「韓国版大河ドラマ」と伺います。現地(韓国)では、視聴率40%声をコンスタントに叩き出す「お化けドラマ」だったとか(ただし韓国はテレビ局自体が実質3つ[KBSが2つあるので、4つ]のみで、日本はNHK、Eテレ、民放主要5局をもカウントして、実質7つと、数が異なることへの留意が必要ではある)。

 

 きっかけは、実に「直感的」な感じでした。

 いつも必ずしも、「NHKスペシャル」を観る訳ではない。かといって、他の同時間帯の番組には基本的に関心なし(時折、BSーTBSを考慮に入れる程度)。

 で、予告宣伝映像で、『これって面白そうかも?』と。

 

 それで、初回を鑑賞。もう、「瞬殺」でした。

 うまく言葉ではいえませんが、日本の大河ドラマとは比べ物にならない「壮大さ」。

 

 日曜日の夜ですから、自分もどうしても予定が入ったりします。

 予定が入ると、録画にすがる確率が高くなる。特に、今年3月、

 

 「『国連防災世界会議』(3月14日~3月18日、仙台。自分は14日~17日に参加)。」

 

 をはじめ、3週連続で予定が入ったときは(第31話~第33話)、もはやここまでかも、と思う自分もいましたが、不思議と全く飽きない、むしろ、全力で見よう!と思えた。

 

 ここで、『奇皇后』に関係するリンク集を、自分なりに示させて頂きます。

 

 

 (図解1)『奇皇后』、公式HP、ウィキペディア。

 (HP)http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kikogo/

 (ウィキペディア)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%87%E7%9A%87%E5%90%8E_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)

 (naverまとめ1)http://matome.naver.jp/odai/2140324617341415701

 (naverまとめ2)http://matome.naver.jp/odai/2140724664259843301

 

 


 なんというか、回を重ねるごとに、より一層引き込まれていくこと。

 どのような展開か、「わくわく感」が留まらず、「想像力」、あるいは「怖いもの見たさ」を掻き立てられること。

 そして、個々の登場人物に、府意義と感情移入したくなってしまうこと。

 

 それは、話の展開の凄まじさ(濃密さ。壮絶さ)然り。そして、個々の役者さんの質が高くて、まさしく、「演技と演技の激突」というのが、画面越しに伝わってくるんですよね。

 

 そういった、質の高い演技なり内容を、1年間通して堪能できる、それが日本の大河ドラマで、どれほどあるだろうか?と。

 自分自身、子ども時代にて、『毛利元就』(1997年)『葵徳川三代』(2000年)といった大河の作品は、とても強い印象が残っています。でも、そういった質の高い大河に、近年は出会えた記憶がない。

 

 理由はいろいろとあるかなと思います。見ている自分にだって、ライフスタイル(あるいは、ライフサイクル)のこととかありますし(どうしても日曜日の夜は、予定が入ってしまいがち。あるいはスポーツの試合があるとかをも含めて)。

 だけど、それと共に、ある種の「芯」を持った、いわば「フィロソフィー(信念、理念、哲学)」が伝わる作品が、どれほどあるだろうか?と。キャスティングありきとか、(表面的な)視聴率至上主義とか、それがあるのではないか?と。

 


 それに対して、今回の、韓国の『奇皇后』。史実に対して、かなり脚色が入っているとのことです。晩年、暴君と伝えられた奇皇后の姿は、事実上描かれなかった感じでした(奇皇后になるまで、に絞って描かれた感じでした)。

 ですが、個々の登場人物、それぞれに「味」がある。主人公(スンニャン。ハ・ジウォンさん)は、もはや異次元ですが(もはや言葉にできない。それほどの「すごみ」です)、とりわけ、自分が「熱中した」のは、

 

 「タナシルリ(ペク・ジニさん)。」

 

 でした。

 何が素晴らしいかって、まず、思いっきり「童顔」なんですけど、ここまで悪の限りを尽くすのか?という、徹底的に悪女になりきっていること。それでいて、純朴で子煩悩な一面ものぞかせていること。


 きっと、陰ですさまじい努力を積んでいるんだろうな、というのが伝わること。スンニャン等、主要人物3人に、決して見劣りしていない訳です、存在感という意味で。

 この先も楽しみな女優さんに出会えたなあ、と。そう、いわゆる「わくわく感」を感じる。

 そのような若手女優が、日本にどれほどいるかどうかも、正直考えさせられたりしますが。


 まあ、正直、外見の補正は、否定はしません(童顔で長い髪が似合う、というのは、正直、外見的な意味での、最も好みの感じとしてあるので。しかも、古風に近い感じの顔立ちまで、ど真ん中のストライク、という感じですので)。余談を述べれば、自分が大好きなアナウンサーの1人である、NHKの田中泉アナも、似たような顔立ちですので(それでいて、読みの技術がうまくて、また、どこか抜けている感じが魅力なのであります)。

 だけど、どこか惹き込まれる。それが、正直な感じとしてあるのです。少し、ペク・ジニさんの関連画像とか、リンクを貼らせて頂きます(もう、完全に贔屓全開で申し訳ないです)。



 (図解2)『奇皇后』、タナシルリ役、ペク・ジニさんの関連画像。


 (http://ameblo.jp/viennetta-x/entry-11907286226.html)

 (http://ameblo.jp/popojae/entry-11811088879.html)

 (http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2006398)



 はい、ごめんなさい、自分の好み全開で。でも、それほどまでに強烈だったんですよね、タナシルリが。

 まあ、第38回、タナシルリは処刑される訳ですが、「タナシルリロス」になるのかなと思いきや、それでも結局、最後まで全身全霊で楽しませて頂いた感じでしたが。


 タナシルリのみならず、他にも、心に響く登場人物は、ほかにもたくさんいました。

 その一人が、タンギセ。タナシルリのお兄さん、ということですが、まあ、彼も究極の極悪人、という感じなのですけど、以外と人間味をのぞかせる姿もあったりするんですよね。で、自分がかわいい、という一面もあったりとか。


 他にも、ヨンチョル、皇太后、ヨム・ビョンス、等々。悪役が輝けるドラマ。

 日本でも、「2時間ドラマ」が、輝きを放っていますが、「悪役」の存在意義、強く考えさせられる感じです。


 それと、音楽の素晴らしさ。音楽の、その場面ごとでの選択が、実に秀逸なんですよね。

 特に、戦いの場面とかで使われる、激しくなっていく音楽。あの音楽が自分は、とても大好きでした。



 感動と衝撃のあまり(今まで見た中でも、最高のテレビドラマと強く抱く!出会えたことに感謝!)、第45話終了時くらいで、「公式ガイドブック」3冊を購入したほど(ぎりぎり間に合ってほっとしました)。

 いずれにせよ、とても心に強く響く、素敵なテレビドラマでした。



 では、(その2)において、「劇場版ラブライブについての感想レビューブログ。」についての具体的考察を、させて頂きたく思います。



 という訳で、長い文章になりますので、続きを(その2)にて記します。

 何卒、最後まで御拝読して頂けると、とても有難く思います。

 

 よろしく御願い申し上げます。